施工事例


耐震改修で叶える“安心と快適”|リノベーションで生まれ変わった家族の住まい
Data
築年数:28年
構造:木造戸建て
工期:4か月
工事面積:5LDK
工事金額:2,229万円
H様がリフォームを決意されたきっかけは、能登半島地震でした。新耐震基準(1981年施工)によって建築されたお家でしたが、2000年に改正された現行の耐震基準ではないため「もっと安心して暮らせる家にしたい」と耐震改修工事を決意されました。
CRASリフォームへは、以前リフォームをさせていただいたH様のお姉さまからのご紹介でした。他社も検討されていたそうですが、お姉さまの強いご推薦もあり当社を選んでくださり、お問い合わせをいただきました。
せっかくリフォームをするなら…と、メインとなる耐震改修に加え、築28年で古くなった住まい全体をキレイにすることに。使い慣れた間取りは変えず、水まわりや床・壁紙の張り替えを始め、窓断熱工事、庭・外構工事などを行いました。H様からは、「お友達やお客様を招くことが多いので、特にリビングとトイレはキレイに仕上げたい」とご要望があり、使う素材にもこだわりました。
リフォーム後は、まるで新築のように新しい住まいになり、H様にとても喜んでいただきました!「リフォームを検討している方は、ぜひ見学にいらっしゃってください」と言っていただけるほど、気に入っていただいています。
●耐震改修工事
リフォームに先立ち「耐震診断」を実施したところ、総合評価「0.3(大きな地震で倒壊の可能性が非常に高い」)」という厳しい結果になりました。それを「1.0以上」まで引き上げるため、構造部への筋交いの追加や金物補強、屋根の軽量化などの工事計画を立てました。壁を剥がし、これまで1本だった筋交いを2本に増設し、筋交いの厚みも40mm→45mmに変更して強度を高めました。また、接合金物もすべて新しいものに交換して、土台や桁(梁を支える水平材)とガッチリと緊結(きんけつ)。金物自体の性能も向上しているため、以前と比べて耐震性がグッと高まり、安心して暮らせる家になりました。
●リビング
最もこだわったリビングは、フローリングと壁紙を張り替えることで空間全体が明るく心地よい雰囲気になりました。床材は、以前と同じく無垢材を採用。足触りの気持ち良さやあたたかみのある質感を気に入っていらっしゃったからです。今回は、上品な色合いのナラ材を選ばれました。31帖の広いLDKでしたが、大工さんが1枚1枚丁寧に張り替えてくださり、とても美しい仕上がりになりました。
●キッチン
古くなったキッチンを交換し、新しく棚板を設置しました。レイアウトは変えず壁付けタイプのままにしました。「収納スペースがほしい」というご希望があったため、お風呂と洗面の位置を少し調整してキッチン横にパントリーを新設しました。開口は、かわいいおうち型のデザインをご提案。空間のおしゃれなアクセントになりました。
●お庭
なかなか手入れが届かず鬱蒼としていたお庭は、植栽を整え、芝生も新しく張り替えることで美しい空間になりました。ウッドデッキも傷んでいた根太(床を支える補強部材)を新しくリフォーム。デッキ材を外してみると大引き(根太を受けて支える部材)まで傷んでいたため、安全に使えるよう取り替えました。最後に塗装をしてキレイな姿に!リビングから中庭を見るのがH様のお気に入りだそうです。
●トイレ
もともと広いスペースでしたが、設備の交換とクロスの張り替えで、さらに使いやすくお手入れがラクなトイレになりました!お客様を招きたくなる、こだわりのおしゃれ空間です。
●アクセントクロス
2階子ども部屋におしゃれなアクセントクロスを使用しました。ツリー柄のかわいいアクセントが空間を華やかにみせてくれます。お子さまもお気に入りの仕上がりです。
●内窓リフォーム
断熱性を高めるため、2階の全ての窓に内窓を設置しました。さらに、リビングの掃き出し窓は、カバー工法でトリプルガラスに交換。これにより、冬の寒さを感じにくくなり、夏のエアコンの効きもよくなります。一年を通して快適に過ごせる住まいになりました。
●外構
建物だけでなく、タイルの補修、隣地境界のフェンス設置など、外構のリフォームも行いました。外壁も塗装し直したので、新築時のようなすっきりと美しい見た目に生まれ変わりました!
担当者よりメッセージ

四方 博樹